おすすめ洋楽女性ロック①「What The Hell」Avril Lavigne

Avril Lavigne - What The Hell

この開放感あふれるキュートなナンバーは、カナダのシンガーソングライター”Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)”が唄う「What the Hell(ワット ザ ヘル)」です。

どんな曲かというと、「愛は正しかろうと間違いだろうと人を傷つけるもの。あんたが私を助けることはできないよ。私はもう少し狂いたい。あー今まで私ずっと良い子だったのに、何なの最近?もうどうにでもなれ!それでいいの!」という感じです。

良い子が次に求めるのはヘルタースケルターな日常…。
また曲中の”あんた”は”私”に浮気かなんかされたようです。

アヴリル・ラヴィーンはポップロックやパワーポップの楽曲が多く、声も可愛らしいので、ロックナンバーでも比較的軽やかだと思います。

おすすめ洋楽女性ロック②「Proud Mary」Tina Turner

Tina turner- Proud Mary

最高にクールなこの曲「Proud Mary(プラウド・メアリー)」は、アメリカのソウルデュオ”Ike & Tina Turner(アイク&ティナ・ターナー)”がカバーしたものです。

”アイク&ティナ・ターナー”は、音楽プロデューサーでギタリストの”アイク”と歌手”ティナ”の夫婦デュオで、1976年に解散し、1978年まで法廷で争ったのち離婚されました。
そんなティナ・ターナーは、「最も成功した女性ロック・アーティスト」として世界的に知られています。

また、原曲はアメリカのロックバンド”クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル”が1969年にリリースしたものです。

どんな曲かというと、「ボスのために寝る間も惜しんで働いて、過ぎたことばかり気にしてきた。それなりに興奮する出来事もあったが、どこかやるせなかった。そう、プラウドメアリー(船)に乗るまでは…。もし君が川へ下ってきたなら、金がなくても大丈夫。ここの住人が恵んでくれるさ。」といった内容です。

おすすめ洋楽女性ロック③「All I Wanna Do」Sheryl Crow

All I Wanna Do - Sheryl Crow (HQ Audio)

明るい曲調ながら、どこかアンニュイさも感じるこの曲は、アメリカのシンガーソングライター”Sheryl Crow(シェリル・クロウ)”が唄う「All I Wanna Do(オール アイ ワナ ドゥ)」です。

どんな曲かというと、「ここはLA!はじめましょ。私たちは平日の昼間からバーでビール飲んでるけど、世の善人たちは昼休み使って洗車してんの。そらもうピカピカに。もう住んでる世界が違うわな。私は適当に楽しみたいだけ。それって私だけじゃないと思うんだけどねぇビリー。」という感じです。

何というか、暗闇を真顔でフラッと彷徨う感じと言いますか…。
ロックもカントリーもポップもフォークも、自在に楽曲へ組み込んでしまうシェリル・クロウならではの世界観だと思います。

おすすめ洋楽女性ロック④「So What」P!nk

P!nk - So What (Official Music Video)

この底抜けに爽快なポップロックナンバーは、アメリカのシンガーソングライター”P!nk(ピンク)”が唄う「So What(ソー ワット)」です。

どんな曲かというと、「旦那どっか行っちゃったけど、もう知らね。私は自分で稼いだ金で、自分の好きなようにしたる!今ケンカしたい気分なの!私はロックスター、前よりずっと楽しいわ。あんたなんか要らないってこと、思い知らせたる!」といった感じです。

旦那に出ていかれて怒っている曲の主人公ですが、歌詞には「部屋代もう払わない!」とか「今夜一緒にいたいなんて思わない!私は一人で元気。」など、面白く可愛らしい部分もあって、ただ暴れているってわけじゃない事が分かります。

普段から言動が粋でロックなピンク姐さん、MVでもめっちゃ楽しそうです(笑)

おすすめ洋楽女性ロック⑤「I Love Rock 'n' Roll」Joan Jett

Joan Jett - I Love Rock 'n' Roll

日本のCMに使われたこともあるので、聴き覚えのある方もいるのではないでしょうか?

この曲は、アメリカのシンガーソングライターで女性ロックシンガーの草分け的存在”Joan Jett(ジョーン・ジェット)”がカバーした「I Love Rock 'n' Roll(アイ ラブ ロックンロール)」です。

また原曲は、イギリスのロックバンド”The Arrows(ジ アローズ)”が1975年にリリースしたものです。

どんな曲かというと、「彼はジュークボックスで踊ってた。私の好きな曲が流れて、彼と私がくっつくのなんて時間の問題で。私はロックンロールが大好き。だからジュークボックスにコインを入れて、私と一緒に踊って。その先に進むの。」といった内容です。

論理的な行動ではなく、フィーリングで動く感じですね。
ジョーン・ジェットの気だるげでありながら挑発的な歌声が最高にカッコイイです。

おすすめ洋楽女性ロック⑥「Mercedes Benz」Janis Joplin

Janis Joplin-Mercedes Benz(original)

とてつもなくグルービーなこの曲は、アメリカのロックシンガー”Janis Joplin(ジャニス・ジョプリン)”の生前最後に録音された曲「Mercedes Benz(メルセデス ベンツ)」です。

どんな曲かというと、「ベンツ買って!カラーTV買って!一晩街を貸し切らせて!私はたくさん働いてきたのよ。だから神様、お願い!」という内容です。
本人の靴音だけをバックに唄われています。

この方が紹介したかった…!ロック&ロールです。
ジャニス・ジョプリンは、この「Mercedes Benz」が収録されるアルバムの制作中、27歳で亡くなっていて、この曲は亡くなる3日前に録音されたものです。

抜群の歌唱力は言うまでもなく、圧倒的な迫力ながらも、ふと孤独や哀愁を感じさせる唯一無二の歌声は鳥肌ものです。

カッコよすぎる女性ロッカーの皆様

はい、惚れました。

人口としては女性ロックシンガーは少ないかもしれませんが、だからと言って色が弱いわけではありません。
特にジャニス・ジョプリンのような存在は性別関係なく、後世に伝えられるロッカーだと思います。
みなさん本当にカッコイイなぁ~…。

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