一発屋だったけれど伝説の洋楽６選

最も有名な一発屋ではないかと思われる MC Hammer （エムシー・ハマー）による
"U can't touch this "
全世界で1000万枚のセールスを記録しました。
なんといっても曲の途中に繰り広げられる MC Hammer のダンス（ハマーダンス）は、今も人々の脳裏にはっきりと刻まれているのではないでしょうか。
両脚を開いて小刻みにリズムをとりながら左右に移動するハマーダンスは、人々の心にインパクトを残しました。

ラッパーでありダンサーでもある MC Hammer は、デビュー前、プロ野球選手を目指していた時もあり、ドジャースの入団テストを受けていたとか。
プロモーションビデオのダンスで抜群の身体能力を発揮する MC Hammer を見れば、そのエピソードにも納得です。

そんな MC Hammer、今はどうしているのかな？と思ったら
今もキレキレのダンスはご健在のようです。
2017年には、55歳でありながら、見事なダンスをTwitterで披露していたようです。

世界中でブームを巻き起こした後は、キリスト教の牧師へ転向したり、約14億5，000万円の負債を抱えて自己破産するなど波乱万丈な生活を送るものの、精力的な活動は続き、会社を立ち上げたり投資をしたりなど、現在は実業家として活動しているようです。

Ricky Martin （リッキー・マーティン）の "Livin' La Vida Loca"
日本では郷ひろみさんが "GOLDFINGER '99"　としてカバーし、大ヒットしました。
歌のサビ部分 「アチチ　アチ」の歌詞を口ずさんだ人も多いはず。

原曲である "Livin' La Vida Loca"
英訳すると "Livin' the Crazy Life"
クレイジーな人生を送るという意味だそうです。
世界的な大ヒットを起こした甘いマスクのRicky Martin、最初はメヌードというアイドルグループの一員だったそうです。

ちなみに一発屋のイメージが強い Ricky Martinですが、サッカー好きならお馴染みの "La Copa de la Vida" でもヒットしているようです。

そんな Ricky Martin の現在は、代理出産で双子を授かり２児のパパであるようです。

問題児の女性２人組ユニットと言えば 「いたな～」 と思いだす人も多いはず。
日本でも、ミュージックステーションの出演をドタキャンされ話題になりました。
そんなロシアの２人組ユニット t.A.T.u （タトゥー）のメンバーであるリェーナとユーリャは、抜群の歌唱力と表現力を評価されオーディンションで選ばれたのでした。
そして２００２年、２人が歌う "All The Things She Said"は、世界的なヒットとなります。
ちなみに、この曲、母国のロシアでは「私はおかしくなった」という意味のロシア語タイトルがついているそうです。

そんな２人の現在はというと、スタッフの脱退、ユーリャの妊娠、ツアーのドタキャンなどを経過して、２０１１年に解散してしまったそうです。
しかし、リェーナの方は、現在もシンガーとして活動しているようです。

曲を聴けば 「聴いたことある～！」と思い出す人は多いのでは。
日本では「恋のマイアヒ」で知られる曲です。
原題は、ルーマニア語でDragostea Din Tei （ドラゴスタ・ディン・テイ ）で 「菩提樹の下の恋」を意味するそう。

ルーマニアで大ヒット後、スペイン、アメリカなど世界中でヒットした後
日本では、アニメ映画 「チキンリトル」のテーマ曲として使用されていたので、日本でも馴染みのある曲なのです。
また、日本のテレビでは、フジテレビの 「SMAP x SMAP」や、テレビ朝日の 「ミュージックステーション」へ出演し、曲を披露したことも。

世界のあらゆる国で、多くのミュージシャンからカバーもされている名曲です。

そんなO-Zoneですが、世界を圧巻した直後に、メンバー間のトラブルで突然解散してしまいました。

"ファーストシングルの "Bad Day" が世界的ヒットとなったDaniel Powter （ダニエル・パウター）。
日本では、ドラマ 「レガッタ〜君といた永遠〜」 の挿入歌になった為、馴染みが多い人も多いのではないでしょうか。
アメリカでは、人気テレビ番組 「アメリカン・アイドル」 のシーズン5でエンディングテーマに使われ、全米ビルボード5週連続1位を記録する大ヒットを打ち出したのでした。

そんなDaniel Powter、幼少期の頃から音楽に親しんでおり、４歳からヴァイオリンを始め、１４歳になるとピアノを弾き始めたという音楽好き少年でした。
"Bad Day" ヒット後は、目立ったヒット曲に恵まれなかったDaniel Powterでしたが、やはり音楽好き少年は健在で、現在もミュージシャンとしての活動を継続しており、日本のavex （エイベックス）と契約しているそうです。

親日家で 「もし世界中が日本人のような人たちだったら世界はもっとよくなる」と発言したこともあるとか。

こちらは、2000年代にヒットした名曲。
日本では、ドラマ「小早川伸木の恋」の挿入歌に起用されたり、トヨタ・ヴィッツやシャンプーのCMでも使用されていたので多くの人が耳にしたはずです。
ビルボードでは、あのビヨンセを押しのけて１位に昇りつめた実績も。
しかし、ビルボード１位の期間は１週間。
翌週には、Ne-Yoの"So Sick"に首位を明け渡してしまったというのがなんとも哀愁を帯びています。
そんな James Blunt の "You're Beautiful" ですが、歌詞もちょっと切ない。
地下鉄で、自分に微笑みかけてくれた女性に想いを寄せるものの、彼女は別の男性と一緒。
そしてもう会うこともないけれど想い続けている、という内容。

この歌を聴いた人達の間では、歌詞に対する解釈が２つに分かれ
ひとつは、地下鉄で見た女性にひと目惚れをした、という解釈と
地下鉄で見かけた元カノが、新しい男と一緒だった、という２つの解釈があります。

実際には、別れた恋人が新しい男と一緒にいるところをJames Bluntが地下鉄で見かけた実体験から生まれた曲なのだそうです。

そんな別れた女性を想っているかのような曲が多いJames Bluntですが、私生活では、なんと極秘に結婚していたそうです。

世界中の人々の心に大きなインパクトを残した曲は、時が経過してもなお人々の心をつかむ名曲であるようです。
曲が販売されてから長い時を経過しても、CM等で起用されていることを見れば、時代を超えても人々の心にすんなりと染み入る名曲であることは明らかです。
あなたも、久々に懐かしの名曲を聴いてみませんか？