おすすめSF洋画①「メッセージ」

映画『メッセージ』本予告編

最近話題になったSF洋画といえば、この作品!
アメリカのSF作家であるテッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にエリック・ハイセラーが脚本化、ドウニー・ヴィルヌーヴが監督をつとめたSF映画、メッセージ​です。

製作国はアメリカ、日本では2017年5月19日に公開されて、公開された他の国でも話題になった作品です。

上映時間は116分なのでじっくりと物語を楽しむことができます!

メッセージあらすじ

世界各地に突如謎の飛行物体が現れたところから物語は始まります。
典型的なUFOとは全く異なる形状の宇宙船はビジュアル発表時にも話題となり、SNSでも話題に上がりました。

エイミー・アダムス演じる言語学者のルイーズ・バンクス。
ジェレミー・レナー演じる物理学者のイアン・ドネリー。
フォレスト・ウィテカー演じるアメリカ軍大佐のウェバーの三人が中心となって宇宙船の解明が行われます。

宇宙服に身を包み、宇宙船の中へ足を踏み入れると水槽のような大きな隔たりの向こうに地球外生命体の影。

宇宙船の中にいる地球外生命体、ヘプタボットはなぜ日本に来たのか。
彼らの描く言語は何を伝えているのか。
そして物語が進むにつれて主人公ルイーズの脳にフラッシュバックする見覚えのない自分の娘の記憶。

ヘプタボットの目的や、まだ見ぬ宇宙との交信手段。
世界各地が力を合わせ、解明していく姿など見所が満載です。

おすすめSF洋画②「パッセンジャー」

パッセンジャー - 映画予告編

SFにはあまり興味がない、とっかかりにくいと感じてる方にはこのSF洋画がおすすめです!

日本とアメリカで公開され、映画開始と同時にSNSで話題になりレンタルショップでも当日に貸し出し続出のSF洋画、パッセンジャーです。

製作国はこちらもアメリカ、日本では2017年3月24日に公開された作品です。

パッセンジャーあらすじ

未来、人々は宇宙に進出し物語は宇宙船の中で始まります。

約5,000人の宇宙移民を乗せた大型宇宙船、アヴァロン号に乗る主人公、クリス・プラット演じるジムは航海の途中で突如目が覚めてしまいます。

体の生命機能を止め、目的地にたどり着くまで眠り続けることのできる人工冬眠ポッドの故障のせいで目が覚めてしまったジム。

目的の惑星にたどり着くまで約90年、地球へ送ったSOSメールも返信まで約74年必要となり、孤独に耐え1人で死んでいくしかない。

1年、宇宙船の中を放浪し、アンドロイドのバーテンダーに話しかける毎日。
冬眠ポッドで眠る、ジェファニー・ローレンス演じるオーロラに一目惚れして、ついに冬眠ポッドを故障させ彼女を目覚めさせてしまう……。

目覚めたオーロラとジムはどうするのか。
人そっくりのアンドロイドを交えた非日常の空間は見ていて楽しく、美しい恋愛物語です。

SFならでは、美しい宇宙の景色も見所です。

おすすめSF洋画③「神様メール」

5月27日公開 映画『神様メール』予告編

SFでありファンタジーコメディ!
皮肉の効いたベルギーのSF映画といえばこれ、神様メールです!

フランス、ベルギー、ルクセンブルクで上映された話題の作品です。
皮肉と笑いの間に散りばめられた世界の悲惨さと美しさ。
見るだけでどこか考えさせられて、最後には必ず幸せな気持ちになれること間違いなしですよ!

神様メールあらすじ

マーフィーの法則の一つに、パンはバターを塗った方が下になって落ちる、というものがあります。

バターパンはバターを塗った方が下になるし、洗車をすると雨が降る。
そんな法則が本当にあって神様が作ったとしたら、その神様はきっと性格が捻くれてる事でしょう。

神様メールの主人公は、そんな性格の捻くれた神様の娘、ピリ・グロインの演じるエアはそんな父親の世界を壊すことを決意する。

神様と私たちが呼ぼうとも娘から見た神は傲慢な暴力的な父親だった。

父から逃れ書斎の置物に化けている兄に助言を受けたエアはパソコンから人間たちの携帯に全員の寿命メールを送り、6人の使者を見つけるために洗濯機から人間のいる世界へ向かう。

その寿命メールにより人々は生き方を考え直し、真っ直ぐやりたいように生き始めた。

主婦は長年連れ添った夫を追い出し、ゴリラと恋に落ち、会社に人生を捧げた男は会社を辞めて北極へ。
女の子になりたかった男の子は女の子になり、ホームレスだった男は携帯を持たずに寿命を知らないまま。

六人の使者を取り巻く人生と、最後の最後に届く神様メールとは?
サクサクと進む物語の間には愛と欲と葛藤が混じった作品です。

おすすめSF洋画④「メン・イン・キャット」

映画『メン・イン・キャット』予告編

SFといえば宇宙、というわけでもありません。
少し不思議な話のSFで、話題に上がった作品。

メン・イン・ブラックの監督が出がけた最新作、メン・イン・キャット

フランスと中国で製作された映画で、有名な監督による作品という事で話題になりました。
SFと言うよりはファンタジーに近い作品なので小さなお子様とも楽しめる事間違いなしです。

メン・イン・キャットあらすじ


ケヴィン・プランシーの演じるトム・ブランドは仕事に一筋の傲慢チキな男社長です。

家庭のことなんて御構い無しに自分の意見を押し通す父親トムはある日、娘レベッカの誕生日プレゼントに「猫」が欲しいと言わるが、猫が大嫌いなトム。

娘に他の良いプレゼントはないか、と会社で部下を集めて会議を開くも良い意見は出ずに見慣れないペットショップで「もこもこぱんつ」という巫山戯た名前の猫を飼う事に。

その帰り道、キャリーに詰め込んだ猫とともにトムはビルから落ちてしまい、大嫌いな猫と体が入れ替わってしまう!
重症な自分の体の中で眠る猫のことを伝えようと、必死に試行錯誤する猫は見ていて可愛く癒されます。

傲慢な社長が家族を全く違う目線で見ていく心温まる面白いSF洋画です。

おすすめSF洋画⑤「ウォーリー」

ウォーリー (吹き替え) - 予告編

SF洋画には実写だけでなくアニメ作品も数多く存在しています。
その中でも有名なおすすめSF洋画といえばウォーリーはどうでしょうか。

ディズニーピクサーの送るSF作品です。
ディズニーならではの美しいエッジの柔らかな作品。
日本では2008年に公開されて、未だに根強い人気があります。

恋愛、自然破壊、友情、さまざまな要素が含まれている作品です。

ウォーリーあらすじ

西暦2700年、遠い未来。
人間たちの手により汚され、宇宙へと人間が逃げた地球に一機のロボットがいることで世界が始まります。

ロボット、彼の名前はウォーリー。
レトロなフォルムをしているウォーリーは、地球ゴミ処理型ロボット。
人間たちが帰らない地球を700年間1人で掃除し続けています。

そんなウォーリーの夢はゴミの中から出てきたDVDで見た「手を繋ぐ」こと。
自分しかいない地球では叶わない夢を持ちながら、せっせとゴミを片付ける毎日に新型ロボットのイヴが現れます。

つるつるピカピカ、ゆで卵のような美しいロボットに恋をしたウォーリーはイヴと仲良くなろうとしますが、この汚れた地球にイヴがやってきた理由とは?

見た目が可愛いロボットたちに、退化してしまった人間たち。
地球は汚れAIは増えていく今の世界では、なんだか他人事とは思えない作品です。

おすすめSF洋画⑥「オデッセイ」

映画『オデッセイ 』予告編

SF洋画でここ数年で一番話題となった作品といえば、オデッセイも有りますね。

原作はアンディ・ウィアーの小説、火星の人という作品です。
日本版ポスターでは「70億人が彼の帰りを待っている」と言うキャッチフレーズが使われていました。

火星に取り残される、と言う響きでパニック映画などのイメージを持った人は多かったようですが公開されるとそんな事はなく明るく楽しめる映画です。

オデッセイあらすじ

火星の有人探索計画をしているアレス3のメンバーとして火星に向かった、マッド・デイモン演じるマーク・ワトニーが主人公です。

有人探査の途中で砂嵐に襲われ、火星からの退避を急ぐ中ワトニーに折れたアンテナが直撃してしまう。
どう見ても生きてはいられない状況に、ジェシカ・チャスティンの演じるメリッサ・ルイスは苦渋の決断でワトニーを置いて地球へ帰還することを決意します。

クルーたちは心を痛めながら地球への帰路につく中で、ワトニーが目を覚まします。
アンテナで負った傷を直そうと基地へ。
自分が火星に取り残されたとわかったワトニーは、植物学者の知識を活かし4年後ののミッションで再び彼らが火星に来るのを生きて待つ事に。

残された物資では生き延びられないとわかれば、じゃがいもを植えて栽培し、電気と空気を様々な方法を使って確保していきます。
そうしているうちにNASAではソーラーパネルの動きによりワトニーがまだいきていることを確認しました。

ワトニーが取り残された後も生き延びるためにと知恵を絞る姿は切なくも笑いに溢れています。
人と人の絆を感じさせる素敵な映画です。

おすすめSF洋画⑦「2001年宇宙の旅」

2001: A SPACE ODYSSEY | 2001年宇宙の旅 予告編

SF洋画の金字塔といえばこの作品、2001年宇宙の旅です。

内容は難しく取っ掛かりにくいのですが、SFファンなら一度は見るべきと言われる不朽の名作。

アメリカで1968年に公開された歴史のあるSF洋画です。
イギリスの名作ロリータなどを作り上げた後スタンリー・キューブリックが監督として撮影されました。

出てくるアイテム全てにこだわり抜かれた作品です。

2001年宇宙の旅あらすじ

2001年宇宙の旅は3部作構成です。

第1部、人類の夜明け「THE DAWN OF MAN」は武器を持ち戦うようになった猿たちによる人類のモンタージュ映像です。

第2部、木星使節「JUPITER MISSION」は人工知能と人類の戦いです。
そして2部を通じた話は第3部は木星 そして無限の宇宙の彼方へ「JUPITER AND BEYOND THE INFINITE」へと繋がっていきます。

まとめ

SF洋画といっても、サブジャンルにより話は大きく変わっていきます。

恋愛、ヒューマンドラマ、コメディ、様々なSF洋画の中から7つの作品を紹介してみました。
お気に入りの洋画は見つかったでしょうか。

これからも素敵な作品が増えていくのが楽しみですね。

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