1.ミステリー洋画「ラディウス」

半径15m以内全員即死!/映画『(r)adius ラディウス』予告編(未体験ゾーンの映画たち2018)

謎が解かれるミステリーも勿論面白いですが、最後まで謎の解けない不思議なミステリーも楽しいですよね。

2017年にカナダで製作された映画、adius ラディウス​はまさにそんな映画です。

「ラディウス」あらすじ

主人公の男、リアムは記憶喪失で目が覚めます。
傍は交通事故の跡。
自分に関する記憶がない中、助けを求めに向かった近くの町で見つけてしまう大量の死体。

ウィルスに侵されているのかもしれないと慌てたリアムは、町で唯一生きている人を見つけ駆け寄るものの、その人も目の前で死んでしまう。

リアムが近づくことで、人も、空を飛ぶ鳥も、何もかもが死んでしまうと気がつき慌てて死体だらけの町に身を潜めることに。

自分のせいで人を殺さなくて済むように、と困惑しながら様々な人と距離を取るリアム。
そんなリアムが出会ったのは、同じ場所で事故にあっていた記憶のない女性、ジェーンだった。

ジェーンも実は同じ場所で事故にあっていると言う。
近づいても唯一死なず、ジェーンと触れている間は何に近づいても命を奪わないと知ったリアムはジェーンと行動を共にすることに。

ジェーンもだんだんリアムに惹かれていき……?


結末は驚きのどんでん返しですが、結局なぜリアムに近づくと人が死ぬのかはわからないミステリーです。
人が死んでゆくのを悲しむリアムの記憶をなくす前の姿など、様々な謎の要素が楽しい映画です。

2.ミステリー洋画「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」

映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」予告

アメリカで2016年に公開され、日本でも話題に上がったのが監督ティム・バートンによるミステリー洋画です。

不思議な世界の上で繰り広げられるミステリーでありファンタジーであり、恋愛でもある洋画、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち​です。

127分、約2時間と言う時間の中で繰り広げられる世界は美しく、終わった後の現実との齟齬にすこしぼぅと時間を要するような、余韻の素敵な映画です。

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」あらすじ


主人公ジェイクは、昔フロリダ州に住むエイブ・ポートマンという祖父に様々な話を聞かされていた。
まるで夢物語のようなその物語は、昔モンスターと戦い「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」の住む家に一緒にいたという物語だった。

しかしだんだんそんな夢物語から離れて育つジェイク。
16歳になったある日、ジェイクは祖父が両目を奪われ倒れているところを発見する。

エイブは「ケインホルムへ行け」と言い残し不審な死を迎えてしまう。
ジェイクは祖父の両目を奪ったモンスターを目撃してしまい、その言葉に従うことに。

父親と向かったケインホルムで、ジェイクは奇妙なこどもたちと、一日が繰り返される孤児院へ招かれて……。

3.ミステリー洋画「LOOP時に囚われた男」

LOOP/ループ-時に囚われた男-(字幕版)

何度も同じことを体験するタイムトラベルをテーマとした映画は数多く存在してますよね。

タイムトラベルもので多く共通するのは誰かの死。
LOOP時に囚われた男​という、この映画は主人公自身の死が大きなミステリー要素となります。
何度も戻り過去を変える、というよりも時空のねじれに迷い込んでしまうような不可思議な話です。
伏線は張り巡らされていて、ミステリー要素が多い作品です。

「LOOP」あらすじ

主人公のアダムは麻薬の密売で生計を立て、大きな仕事を目前にしていた。
恋人のアンナに共に海外に逃げよう、と言うがアンナにはアダムとの子供がいると言う。
しかしこの大きな仕事を逃すわけにはいかない、と堕胎を進める。

アンナを医者を営む父の元へ行かせ、その間に自分一人で高飛びをしようと目論むアダムは、そこで飛行機のチケットがないことに気がついた。

慌ててアンナを追いかけるアダムは、そこでアンナの不思議な言葉を聞く。
「目の前で死んだはずなのに」と恋人に言われ、様々な時間を経てアダムは自分が何度も同じ時間を過ごしていることに気がつく。

過去の自分たちとすれ違いながら、アダムの向かう未来とは?

4.ミステリー洋画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』予告編【HD】

監督、スティーブン・ダルドリーが手がけた2012年に公開されたアメリカ洋画、ものすごくうるさくて、ありえないほど近い​は、アメリカ連続多発テロを題とした映画です。

129分で構成される、悲しさと愛に包まれ、最後に全ての謎が解けた時には涙ではなく笑いが出る、そんな素敵な作品です。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」あらすじ

宝石店を営むトーマスには、アスペルガー症候群の息子がいる。
そんな息子、オスカーを周りの人と関わらせる機会を作ろうと、度々トーマスは「調査探検」という遊びでオスカーと遊んでいた。

そんなある日、トーマスがオスカーに新たな調査探検の課題をだす。

それは「幻の第6区」がこのニューヨークにあるらしい、というものだった。

オスカーは出された手がかりを元に調査を始めていくが、ある日起きたテロでトーマスが死んでしまう。
一年塞ぎ込み、母ともうまく行かない毎日でオスカーが見つけた鍵がオスカーの世界を変えていく。

一年越しの調査探検で見つける人々の愛と絆の終着点とは。

5.ミステリー洋画「メメント」

メメント(字幕版)(プレビュー)

アメリカで2000年に公開されたミステリー洋画、メメント​は、ミステリーの中でも度々話題に上がる名作です。

原作はジョナサン・ノーランによる「Memento Mori」という作品で、監督はジョナサン・ノーランの兄であるクリストファー・ノーランです。

「メメント」あらすじ

ある日、主人公であるレナードは妻を最悪の方法で失ってしまう。
複数いた犯人のうち、一人をその場で射殺するが残りの仲間に突き飛ばされ、脳に障害を持つ。
記憶が10分しか持たない前向性健忘症になってしまうのだ。

それでも妻を殺した犯人を追いたいレナードは、自身の体に大切な情報を刺青として彫り、ポロライドやメモを頼りに10分の記憶をつなげ犯人を追っていく。

6.ミステリー洋画「ミスト」

映画 ミスト 予告編

疲れてる時などにみたくなる映画。
憂鬱な映画を見たい、という方にぴったりなミステリー洋画がこれ。

結末がわかっていてもつい見てしまう、どこか依存性のある映画ミスト。
原作は有名なスタンドバイミーを手がけたスティーヴン・キングによる作品です。

「ミスト」あらすじ

激しい嵐に町が襲われ、濃い霧が立ち込める中主人公デヴィッド・ドレイトンは8歳の息子を連れてスーパーマーケットへ買い物に向かう。
そんな中、濃い霧になにか可笑しなものが住み着いているという話が店の中に広がっていく。
霧はどんどん立ち込め、大きな昆虫などが外にいる人間を襲っていく。

スーパーマーケットに捕らわれた人間たちが巻き起こす、ミステリー。

後味は良いとはいえず、落ち込んでしまうかもしれませんが名作であることに間違いはありません。

まとめ

ミステリー洋画といっても様々なものがありますよね。
今回は単純な探偵ものではなく、自分たちが謎を追う伏線が張られた作品を主に紹介しました。

自分が何度見ても楽しめる、たくさんの伏線が張られた洋画は楽しいですよね。

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