英語教育に特化した高校①:東京都立国際高校

新鮮な緑と校舎

新鮮な緑と校舎

公立の高校ながら、英語教育に特化しており、「国際学科」と「国際バカロレアコース」が設けられています。
高校の入試問題では、英語のみ、自校作成問題を導入しており、高い英語力が要求されます。

日本の公立高校で初めて、国際バカロレア・ディプロマプログラム認定校となった高校でもあります。
国際バカロレアのカリキュラムに沿った授業を受け、認定試験に合格すると認定証書が与えられます。
海外では、この認定証が非常に大きな意味を成し、難関大学合格にも有利に働くため、将来的に海外の大学への入学を検討している人にとっては念頭に入れておくべき高校と言えるでしょう。

帰国子女や在日外国人枠もあるため、国際色豊かな生徒が集う学校となっており、校内では英語や外国語が飛び交っているほど。
偏差値は、68と高く、週に一度 「東大特別講座」が開催されています。
文化祭や体育祭も盛り上がるようで、生徒からの評価も高い高校です。

英語教育に特化した高校②:神奈川県立神奈川総合高等学校

Students walking in school ...

Students walking in school corridor, rear view

神奈川県横浜市に所在する県立神奈川総合高等学校。
「個性化コース」と「国際文化コース」が設置されています。
県立の高校でありながら、単位制となっており、大学同様、生徒は自分で時間割を作成します。
また、学年が違っていても、同じ授業を受けることになります。
校則はゆるく、唯一、駐輪場がないことから自転車通学が禁止されているのみで、制服もありません。

国際人を育成するために世界全7カ国のパートナー校との交流事業も勧めています。
国際文化コースでは、帰国子女や在日外国人の生徒が多く、また留学生の受け入れも盛んに行っているので、国際色豊かな環境で勉強ができます。
スピーチコンテストでは、優勝者や上位入賞者を輩出するほど英語教育に力を入れている高校です。

英語教育に特化した高校③:横浜国際高等学校

近代的な教室のインテリア

近代的な教室のインテリア

国際科を設置している神奈川県立横浜国際高等学校。
公立の高校ながら単位制となっており、生徒は、自分の受けたい授業を受けることができます。
ネイティブ講師が多数配置されており、質の高い英語の授業を受けることができるのも特徴です。

英語の他にも、第二言語として6言語から選択することができ、それぞれの言語をネイティブ講師から指導してもらえます。
そのため多様な文化に触れることができるのも良いところです。

2、3年生になると英語による課題研究も行い、ハイレベルな英語力を身に着けることが期待できます。
英語合宿やサマープログラムといった行事も充実しています。

英語教育に特化した高校④:浜松北高等学校

新しいニュージーランド ハカテレ保全自然保護区公園

新しいニュージーランド ハカテレ保全自然保護区公園

静岡県浜松市に所在する県立高校。
静岡県随一の進学校でもあり、多くの東大合格者や国公立大学合格者を輩出しています。
部活動では、文化部、運動部共に盛んで、様々な部活動が全国大会への出場を果たしており、英語部もそのうちの一つとなります。
偏差値が高く、文武両道を兼ね備えた同校では、能力の高い生徒が多いそうで、そのため、お互いに刺激しあえる環境で過ごすことができるようです。

国際化では、ニュージーランドでの校外学習を取り入れており、校外学習へ向けてしっかり時間をかけて準備していくため、現地では充実した生活を送ることができ、大きな成長を遂げることができると好評です。

英語のスピーチコンテストでは全国大会へ出場するという実績も残しています。
また、英語以外にも、第二言語の授業も行っています。
木製のテーブルの上に新鮮な朝食立って

木製のテーブルの上に新鮮な朝食立って

英語教育に特化した高校⑤:近畿大学付属高等学校

大阪府東大阪市に所在する私立高校である近畿大学付属高等学校。
「世界に通用する18歳」を育成するという目標を学校自らが掲げており、同校で3年間学習することにより、高い英語力を身に着けることが期待できる高校です。
授業では、英語で自分の気持ちや意見を発表する機会を多くとっており、読む・書く・話す・聞くの4技能の習得に力を入れています。
国際的な場で、意見を述べることができるグローバルな人材を育てることを目標としています。

在学中は、マルタでの短期語学研修をはじめ、テストに合格をすると、3カ月・6カ月・1年間という長さで、アメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・マルタでの留学できるチャンスがあります。

設備が良く、人工芝のグラウンドや食堂も完備しており、放課後の食堂で早めの夕飯を済ませる生徒も。

英語教育に特化した高校⑥:国際基督教大学高等学校

高校の廊下を休憩の間にぼやけている学生とスタッフ忙しい

高校の廊下を休憩の間にぼやけている学生とスタッフ忙しい

言わずと知れた国際基督教大学の高等学校。
ICUとも呼ばれる国際基督教大学では、国際色豊かな多くの留学生や帰国子女、そして外国人教員の在籍数も多く、至るところで英語が飛び交っています。
アメリカの大学をそのまま日本に持って来たようだとも表現されます。
そんな大学と隣接する国際基督教大学高等学校もやはり国際色豊か。
生徒全体の三分の二を帰国子女が占め、あらゆる国から来た生徒が多く、授業中には、様々な言語が飛び交うことも。
刺激的な環境で高校生活を送ることができます。
また、寮も設置されているため、寮生活をしながら学校生活を送ることも可能です。
寮生と励ましあいながら家族のような深い絆をつくることができると好評です。

将来のために高い英語環境に身を置くことの大切さ

世界の公用語である英語。
将来を見据え、高校の時点で、質の高い英語教育を受け、英語というスキルを身に着けておくことは、将来に向けての大きなアドバンテージになるでしょう。
ひと昔前までは、英語教育に力を入れている高校の大半が私立高校でしたが、現在では、公立高校においても、英語教育に力を入れ、ハイレベルな英語教育を提供する高校が増えています。
将来、海外留学やグローバルに活躍できる人材を目指している人は、高校のうちからしっかりとした英語教育を受けられる高校への入学を検討するのも良いでしょう。

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